神奈川県立精神医療センター(かながわけんりつせいしんいりょうセンター)は、精神病院法に基づくわが国3番目の府県立精神病院として、1929年3月から診療を開始した「芹香院(きんこういん)」と、1963年4月に全国に先がけて麻薬中毒患者専門医療施設として収容治療を開始し、その後神経症、アルコール依存症、薬物中毒等の患者を対象に治療を行ってきた「せりがや園」を統合して、1990年4月に神奈川県立精神医療センターに組織を改正・改称した。2014年12月に現在の新病院完成に伴い両病院が統合し、神奈川県立精神医療センターと改称した。