精神科救急入院料病棟(せいしんかきゅうきゅうにゅういんりょうびょうとう)とは、精神科における急性期医療の役割を担う精神科救急病棟である。日本では2002年の診療報酬改定にて、精神科救急入院料病棟制度が設定された。 通称「スーパー救急病棟」と呼ばれており、通常の入院治療と比べてマンパワーが必要となるため、医師や看護師を多く配置するよう決められており、診療報酬の入院料が最上位の区分で、精神科病院の経営上重要な位置を占めている。ただし、病床の半分以上が個室であることや、新規の入院患者の6割以上が3か月以内に退院することなど、厳しい条件が定められている。