「神よ、爾は救を地の中になせり」(かみよ、なんじはすくいをちのなかになせり、ロシア語: Спасение соделал, 英語: Salvation is created)は、正教会の聖体礼儀で歌われる祈祷文(金曜日の領聖詞、翻訳は日本正教会の用いる祈祷書『連接歌集』より)。 本記事ではまず祈祷文について解説を加え、しかるのちに、これを元にしたパーヴェル・チェスノコフ作曲による聖歌(吹奏楽編曲版あり)について詳述する。チェスノコフの曲については日本では「サルヴェーション・イズ・クリエイテッド」などと英語から転写された表記がなされる事もある。