石銭(こくせん)は、江戸時代に、港に入津する船の積荷の石高に応じて徴収した金である。 石銭という呼称は、『堺市史』によれば、「船舶及び諸問屋の貨物取扱の石数に応じて入港料を徴収し、之を港湾浚渫費に充てた」ためと記されている。