石油タンカー・サンチの衝突事故(せきゆタンカー・サンチのしょうとつじこ)は、2018年1月6日に東シナ海の上海沖で発生した海上事故。ペルシア湾から韓国へ向かうパナマ船籍の石油タンカー(サンチ号)と香港船籍の貨物船(CFクリスタル号)が長江河口沖300km地点で衝突。衝突後に炎上した石油タンカーは、その後約一週間にわたり油を流出させながら南東方向へ炎上漂流を続けた後、沖縄の北東300km地点で沈没した。上海沖タンカー追突事故または東シナ海タンカー追突事故とも通称される。