石島(ソクト、朝鮮語: 석도、英語: Seokdo)は、1900年10月(光武4年)10月25日に大韓帝国皇帝高宗より発せられた「勅令第四十一号」、に記載されている鬱島郡(現:鬱陵郡)所管の島。 大韓帝国は、この「勅令第四十一号」で、石島を鬱陵島・竹嶼とともに江原道の鬱島郡に管轄させた。石島は現在の慶尚北道 鬱陵島付近の島と考えられるが、現在のどの島にあたるのか特定できる文献資料はない。大韓民国政府は、この島を独島(現在の日本名竹島)とみなし、竹島が日本の島根県に編入された1905年の官報より先であることを理由に「独島は韓国固有の領土」と主張し、また、学校教育でもそのように教えている。それに対し、日本では、石島は鬱陵島の北東近傍に所在する小島、観音島なのではないかという見方が示されている(詳細後述)。 なお、韓国の慶尚北道は大韓帝国「勅令第四十一号」が出された1900年10月を記念して、10月を「独島の月」に制定している。