京畿道(キョンギド、けいきどう、朝: 경기도)は、大韓民国北西部すなわち朝鮮半島中西部に位置する行政区で、朝鮮八道における「京畿道」からソウル特別市と仁川広域市、及び朝鮮民主主義人民共和国の統治範囲を除いた地域。道庁所在地は水原市。西は黄海に面している。 1945年の南北分断及び1950年 - 1953年の朝鮮戦争により京畿道は分断された。京畿道のうち北朝鮮の実効支配下に置かれた地域については、北朝鮮では京畿道の行政区を設けず、現在は開城特別市および周辺の道の一部として統治している()。 人口はソウル特別市より多く、韓国で最も人口の多い広域自治体である。首都ソウル(京城)と港町仁川をつなぐことで栄えてきた地域である。 なお、北朝鮮も韓国と共に憲法上は朝鮮半島全域を領土としているため、ソウル特別市を認めず、京畿道ソウル市としている。