真皮(しんぴ、英: Dermis)は、表皮との間の乳頭層と真皮網状層から構成される皮膚の層で、から構成される。真皮の約70%をコラーゲンで占め、他に弾性線維(エラスチン)、細胞外マトリックス(以前は基質と呼ばれていた)、ヒアルロン酸といった線維から構成される。 これら線維が古くなり弾力を失うことが皺の最大の原因である。 いわゆる皮革は真皮を加工したものである。 表皮は外胚葉性の組織であるが、真皮は中胚葉由来であり、体節から分化する。 体の部位によって異なるものの、人間の皮膚における真皮は約2㎜の厚さであり、さらに、真皮には血管やリンパ管、汗腺などの器官が存在する。