白陽丸(はくようまる)は、大阪商船が樺太航路向けとして1942年に建造した貨客船で、日本最大の近海砕氷船である。太平洋戦争で日本海軍に徴用されて軍事輸送に従事したが、1944年に千島列島から北海道へ向かう途中でアメリカ海軍潜水艦に撃沈され、民間人を含む乗船者約1500人のほとんどが死亡した。