燕沢碑(つばめざわのひ)は、宮城県仙台市宮城野区燕沢の善応寺境内に立つ石碑である。 仙台市内に散見される蒙古碑(もうこのひ)と呼ばれる古碑の一で、元からの帰化僧である無学祖元が鎌倉時代後期(13世紀後葉)の文永・弘安両度の元寇における元軍戦歿者の追善の為に建てたものと推測されている。江戸時代に一時埋もれたが、発掘された後に「大乗妙典(法華経)一字一石の塔(記念碑)」として利用された。