海浜型前方後円墳(かいひんがたぜんぽうこうえんふん)とは、古墳時代の主要な墳形である前方後円墳の中で、リアス式海岸の先端や海岸段丘、浜堤帯など、海洋の沿岸部に面し、かつ海側からの眺望に優れた場所に意図的に築造されたものを表す呼称である。考古学者の広瀬和雄が2013年(平成25年)から2015年(平成27年)ごろ提唱した概念とされる。