海州石氏(ヘジュソクし、해주석씨)は、朝鮮氏族の一つ。本貫は黄海道海州市である。2015年の調査では、941人である。 始祖は、中国魏郡の東明人の石星である。石星は、中国明の世宗時代の進士であり、戸部、工部尚書、兵部尚書を歴任した。壬辰倭乱の時に反対を押し切り、李氏朝鮮への軍事介入に役割を果たしたが、莫大な戦費に国運が傾き、責任を取らされて獄死した。獄中での遺言により長男の石潭は母の柳氏と共に海州に移住して、首陽君に封じられ、海州石氏を創始した。