法顕(ほっけん、337年(咸康3年) - 422年(永初3年))は、中国東晋時代の僧。姓は龔。平陽郡襄陵県武陽(現在の山西省臨汾市襄汾県)の人。 シルクロードを経由してインドに渡り、中国に仏典を持ち帰った。彼の記した旅行記『仏国記』(別名『法顕伝』『歴遊天竺記伝』; 英訳と仏訳がある)は、当時の中央アジアやインドに関して書かれた貴重な史料となっている。