江戸和竿(えどわさお)とはかつて江戸で作られていた竹の釣り竿と、その流れを汲む職人()が作る竿である。 現在の江戸和竿の工房の多くはかつての江戸の外に移転している事が多いが、江戸和竿を作る職人の元で修行して技術を継承していれば江戸和竿に含まれる。 一方、東京で作られている竿でも江戸和竿の系譜に属さない職人が作ったものは江戸和竿に含まないのが一般的である。江戸和竿は1984年に東京都指定伝統工芸品とされ、1991年に通産省から国の伝統工芸品に指定された。