永世皇族制(えいせいこうぞくせい)とは、皇族の子は、天皇(または皇帝)からの世数にかかわらず皇族とする制度のこと。 1889年(明治22年)皇室典範(いわゆる旧皇室典範)制定により確立されたが、後に臣籍降下(賜姓降下)が可能とされた。現行皇室典範では、さらに嫡出を明記し永世皇族制を継続して採用している。皇族女子の降嫁の他に、旧皇室典範及び現行皇室典範下において、傍系の臣籍降下(賜姓降下、皇籍離脱)が複数例行われている。