歪仔歪駅(わいしわいえき、ワイズーワイえき)は、かつて日本統治時代の台湾台北州羅東郡(戦後の宜蘭県羅東鎮)にかつて存在した羅東森林鉄路(太平山森林鉄路羅東線)の駅(廃駅)。駅名は、現羅東鎮仁愛里の古い地名で平埔族やクバラン族の集落「歪仔歪社」あるいは「外阿外(Wayouway)社」によるもので、クバラン語で藤蔓を意味する言葉が転じて歪仔歪と表記された。駅は戦後すぐに廃止され現存しないため仁愛路上に存在したこと以外に資料が乏しいが、林鐵路線に並行していた県道196号の(蘭陽渓の支流)に架かる道路橋「歪仔歪橋」にその名前が残っている。