楯の乙女(たてのおとめ、古ノルド語: skjaldmær、英語: shield-maiden)は、スカンディナヴィアの伝承に登場する女戦士のことである。『ヘルヴォルとヘイズレク王のサガ』や『デーン人の事績』といったサガでよく描かれる。楯の乙女は、ゴート族やキンブリ族、マルコマンニなどのその他のゲルマン人の物語にも登場する。神話上の存在であるヴァルキュリャは、こういった楯の乙女を元にしている可能性がある。