キンブリ族(キンブリぞく、Cimbri)は、古代の北欧の部族の1つで、紀元前2世紀後半にテウトネス族や(en:Ambrones)と共に共和政ローマを脅かした。ゲルマン人の系統と思われるが、ケルト人とする説もある。古代の文献によれば、現在のデンマークにあたるユトランド半島が母国とされており、古代にはこの半島を「キンブリ族の半島」(ギリシア語: Κιμβρικὴ Χερσόνησος / Kimbrikē Chersonēsos)と呼んでいた。