桂 ゆき(かつら ゆき、1913年10月10日 – 1991年2月5日)は、東京府東京市本郷区出身の洋画家。本名は桂 雪子(かつら ゆきこ)。初めは「ユキ子」、1970年代頃から「ゆき」と称する。日本における前衛女性画家の先駆者であり、第一人者。戦前から逸早く先端的なコラージュの手法を、シュルレアリスムから距離をおきながら独自に展開し、生活用具や動物など実在と抽象的な形を混在させた独自の表現を探求した。小説家の桂英澄は弟。