東下り/東下(あづまくだり)とは、近世以前の日本社会における地方と移動に関する用語の一つで、都(首都)から東の方・地方(東国)へ行くこと、または、京の都(平安京)から坂東(関東地方)へ行くことをいう。 東下(とうか)ともいう。また、高い所から低い所へ下りてゆくことを下向(げこう)というが、そこから転じて「都から地方へ行くこと」をもそのようにいうため、「東下り」も含意している。