『春望』(しゅんぼう)は、唐の詩人・杜甫が安史の乱のさなかの757年(至徳二戴)春に長安で詠んだ五言律詩。冒頭の「国破れて山河在り」という句でつとに有名で、杜甫の代表作であるのみならず、日本で最もよく知られた漢詩の一つである。 同名の漢詩は多くあり、よく知られたものに明代の文学者・楊慎が詠んだ『春望』がある。