鄭 虔(てい けん、生没年不詳)は、唐の玄宗時期の学者。本貫は滎陽郡開封県。玄祖父は(鄭道昭の三男)。高祖父は鄭叔武。曾祖父は鄭道授。祖父は鄭懐節。父は鄭鏡思。詩・書・画に長け、多くの著書をものしたが、貧困にあえいだ。のち、安史の乱において燕に降伏し、官職を受けたため、乱後に左遷された。杜甫と特に親交があった。