日本国民の査証要件(にほんこくみんのさしょうようけん)では、日本国政府(外務省・在外公館)によって発給された日本国旅券(一般旅券)を所持した日本国民(天皇と皇族を除く日本国籍所有者)が、短期滞在(観光、商用、知人・親族訪問等の滞在で報酬を得る活動をしない場合)を目的として、外国に入国する際の査証(ビザ)要件について記述する。 (2017年1月)現在、パスポートを所持した日本国民は193(内、ビザ免除は154)の国と地域に、ビザなしもしくは到着時のビザ取得(アライバルビザ)で入国することが可能である。 以下の表のうち、緑の国はビザ免除、白の国は到着時にビザ取得が可能、赤の国は渡航前に大使館などでビザの取得が義務付けられている国家である。なお、下表にない国家は、全て渡航前に大使館などでビザの取得が義務付けられている国家である。また、査証の他にも、旅券の残存有効期限が国家によって定められているので、注意が必要である。