捕鯨砲(ほげいほう, 英語: Harpoon cannon)は、火薬の爆発力によって銛を発射し、クジラを捕獲する道具(火工品)である。 火薬を用いて銛を発射する方式としては、小型のクジラを対象とする沿岸捕鯨でもライフル銃に類似した小規模のものが用いられているが、それらは「捕鯨銃 (ほげいじゅう, 英語: Harpoon gun」と呼ばれ、「捕鯨砲」と言う場合は大型のクジラを捕獲する沿岸捕鯨及び遠洋捕鯨で使用される大口径のものを指す。日本の漁業法令上は「もりづつ」と称される。