『悪の華』(あくのはな)は、日本のロックバンドであるBUCK-TICKの5枚目のオリジナル・アルバム。 1990年2月1日にビクター音楽産業のInvitationよりリリースされた。前作『TABOO』(1989年)よりおよそ1年ぶりとなる作品であり、作詞は櫻井敦司および今井寿以外にも星野英彦、ヤガミトールが担当しており、作曲は今井と星野によって行われている。 今井がLSD使用による麻薬取締法違反容疑で逮捕された事により、半年間の活動休止を余儀なくされたBUCK-TICKによる復帰作。レコーディングはセルフ・プロデュースによって行われ、前作のダークな世界観を踏襲しながらもよりメロディラインを意識した曲で構成されている。 先行シングルとしてリリースされ、初登場1位を獲得した「悪の華」が収録されたほか、同年4月1日には本作全収録曲のミュージック・ビデオを収録した同名のビデオもリリースされており、後にボックス・セット『PICTURE PRODUCT』(2002年)に全内容が収録された。