弱音器(じゃくおんき)とは、(西洋音楽の)楽器の音を弱めるために必要に応じて楽器に取り付けられる器具である。音を弱める目的は、 1. * 音楽的表現としてそれが必要な場合 2. * 練習の音が周囲に迷惑を及ぼすのを防ぐために必要な場合 の2つがある。弱音器はミュート (mute)または変音器(へんおんき)とも呼ばれる。 ただし、ロマン派以降の楽曲においては、音強の変化よりも音色の変化を主眼とする場合が多い。