引掛シーリング(ひっかけシーリング)は、日本において照明器具に電力を供給するため、主に天井に設置される電源ソケット、およびこれに接続するプラグであり、照明器具の重量を支える支持器具の役割を兼ねる。規格上の正式名称は引掛シーリングローゼット(ひっかけシーリングローゼット)。 JIS C 8310(シーリングローゼット)としてJIS規格化されているほか、配線器具の業界団体である日本配線システム工業会(旧・日本配線器具工業会)が工業会規格 JWDS0015(引掛シーリングローゼット)として詳細を規定、また吊り下げ器具の重量制限等については内線規程でも規定されている。電気用品安全法で特定電気用品(Eマークの適用対象)に定められている。