本項では、2017年(平成29年)11月から2018年(平成30年)3月にかけて日本国内で発生した大雪および豪雪について記述する。なお、寒波・低温についても記述している。 2017年12月から2018年2月の日本の冬は、冬型の気圧配置が強まることが多く、2018年1月中旬前半・1月下旬・2月上旬など、日本海側では何度も大雪となった。特に2月上旬には北陸地方で記録的な大雪となり、これを指して北陸豪雪、福井豪雪とも呼ばれる。また強い寒気が繰り返し流れ込んだため12月から2月の3か月間は全国的に平年より気温が低く、特に西日本では1985年~1986年(昭和60年~昭和61年)の冬以来32年間で最も低かった。