岡部 宏之(おかべ ひろゆき、1931年(昭和6年)1月17日 - )は、静岡県静岡市出身のSF翻訳家。日本文藝家協会会員。杉山高之名義も使用した。 1953年、静岡大学卒業。静岡のSFサークル「東海SFの会」で活動している際、浜松在住の浅倉久志の紹介でSF翻訳家に。SFファン時代の1967年、ハインラインの『宇宙の戦士』が翻訳され、石川喬司の否定的なレビューにより『SFマガジン』誌上で論争となった際、杉山高之名義で論争に参加しており、のちの石川の著書『SFの時代』で「読み応えがある」と4頁もにわたり投稿全文が紹介されている。なお、この時の杉山の在住地は「静岡県志太郡岡部町」と書かれている。 シリーズ物の翻訳を多数担当。主訳書にファーマー「飛翔せよ、遙かなる空へ」「魔法の迷宮」、ゼラズニイ「混沌の宮廷」、ウルフ「拷問者の影」、グリムウッド「リプレイ」(杉山高之名義)、マーティン「氷と炎の歌(シリーズ)」、キャンベル「名ヴァイオリニストたち」など。「氷と炎の歌」シリーズは3部まで岡部が翻訳したが、翻訳業から引退、4部以降は酒井昭伸に訳者を交代した。 著書に詩集『雨季』。

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  • 岡部 宏之(おかべ ひろゆき、1931年(昭和6年)1月17日 - )は、静岡県静岡市出身のSF翻訳家。日本文藝家協会会員。杉山高之名義も使用した。 1953年、静岡大学卒業。静岡のSFサークル「東海SFの会」で活動している際、浜松在住の浅倉久志の紹介でSF翻訳家に。SFファン時代の1967年、ハインラインの『宇宙の戦士』が翻訳され、石川喬司の否定的なレビューにより『SFマガジン』誌上で論争となった際、杉山高之名義で論争に参加しており、のちの石川の著書『SFの時代』で「読み応えがある」と4頁もにわたり投稿全文が紹介されている。なお、この時の杉山の在住地は「静岡県志太郡岡部町」と書かれている。 シリーズ物の翻訳を多数担当。主訳書にファーマー「飛翔せよ、遙かなる空へ」「魔法の迷宮」、ゼラズニイ「混沌の宮廷」、ウルフ「拷問者の影」、グリムウッド「リプレイ」(杉山高之名義)、マーティン「氷と炎の歌(シリーズ)」、キャンベル「名ヴァイオリニストたち」など。「氷と炎の歌」シリーズは3部まで岡部が翻訳したが、翻訳業から引退、4部以降は酒井昭伸に訳者を交代した。 著書に詩集『雨季』。 (ja)
  • 岡部 宏之(おかべ ひろゆき、1931年(昭和6年)1月17日 - )は、静岡県静岡市出身のSF翻訳家。日本文藝家協会会員。杉山高之名義も使用した。 1953年、静岡大学卒業。静岡のSFサークル「東海SFの会」で活動している際、浜松在住の浅倉久志の紹介でSF翻訳家に。SFファン時代の1967年、ハインラインの『宇宙の戦士』が翻訳され、石川喬司の否定的なレビューにより『SFマガジン』誌上で論争となった際、杉山高之名義で論争に参加しており、のちの石川の著書『SFの時代』で「読み応えがある」と4頁もにわたり投稿全文が紹介されている。なお、この時の杉山の在住地は「静岡県志太郡岡部町」と書かれている。 シリーズ物の翻訳を多数担当。主訳書にファーマー「飛翔せよ、遙かなる空へ」「魔法の迷宮」、ゼラズニイ「混沌の宮廷」、ウルフ「拷問者の影」、グリムウッド「リプレイ」(杉山高之名義)、マーティン「氷と炎の歌(シリーズ)」、キャンベル「名ヴァイオリニストたち」など。「氷と炎の歌」シリーズは3部まで岡部が翻訳したが、翻訳業から引退、4部以降は酒井昭伸に訳者を交代した。 著書に詩集『雨季』。 (ja)
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  • 岡部 宏之(おかべ ひろゆき、1931年(昭和6年)1月17日 - )は、静岡県静岡市出身のSF翻訳家。日本文藝家協会会員。杉山高之名義も使用した。 1953年、静岡大学卒業。静岡のSFサークル「東海SFの会」で活動している際、浜松在住の浅倉久志の紹介でSF翻訳家に。SFファン時代の1967年、ハインラインの『宇宙の戦士』が翻訳され、石川喬司の否定的なレビューにより『SFマガジン』誌上で論争となった際、杉山高之名義で論争に参加しており、のちの石川の著書『SFの時代』で「読み応えがある」と4頁もにわたり投稿全文が紹介されている。なお、この時の杉山の在住地は「静岡県志太郡岡部町」と書かれている。 シリーズ物の翻訳を多数担当。主訳書にファーマー「飛翔せよ、遙かなる空へ」「魔法の迷宮」、ゼラズニイ「混沌の宮廷」、ウルフ「拷問者の影」、グリムウッド「リプレイ」(杉山高之名義)、マーティン「氷と炎の歌(シリーズ)」、キャンベル「名ヴァイオリニストたち」など。「氷と炎の歌」シリーズは3部まで岡部が翻訳したが、翻訳業から引退、4部以降は酒井昭伸に訳者を交代した。 著書に詩集『雨季』。 (ja)
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