岡田切吉房(おかだぎりよしふさ)は、鎌倉時代に作られた日本刀(太刀)。日本の国宝に指定されており、東京都台東区にある東京国立博物館が所蔵する。国宝指定名称は「太刀 銘吉房」。「太刀 銘吉房」の名称で国宝に指定されているものは、本太刀のほかに4口あり、東京国立博物館も本太刀以外にもう1口の国宝「太刀 銘吉房」を所蔵している。国宝指定名称には「岡田切」の文言はないが、e国宝やColBase(国立博物館所蔵品統合検索システム)では「太刀 銘吉房(号岡田切)」のように、号を併記する形で表記されている。