屋根裏(やねうら、英: atticまたはgarret)とは、屋根の裏側(下側)に当たる部分の空間のこと。小屋裏(こやうら)とも言う。 平屋建てで天井が造られている建築物の場合は、屋根と天井の間の空間が屋根裏である。 ただし屋根裏と天井裏という用語は、必ずしも同義ではない。「天井裏」はあくまで天井の裏側(上側)という意味の用語なので、多層建築の場合は別の意味となる(たとえば6階建てのマンションの3階の部屋の天井の上にも天井裏(天井裏空間)があるが、それは屋根裏ではない。その上は屋根ではないからである)。平屋建ての場合は、室内から見て「天井裏」が「屋根裏」と一致する。 なお水平の天井を張らずに小屋組みまで吹き抜けにし、上部に空間を設けたもの(ロフト等)も、一応、屋根裏の一種と分類できる。 英語では、単語でニュアンスを使い分けていて、attic は、面白い物がいろいろしまってあって、ロマンチックな郷愁を誘う場所である(出典 - 研究社『新英和大辞典』)。不用になった家具道具をしまう場所(つまり物置)であり、寝室にも使い、こぎれいな感じを含む(出典 - 大修館『ジーニアス英和辞典』)。いっぽう、garret は貧困・むさくるしさを暗示する(出典 - 研究社『新英和大辞典』)。 人が部屋として使う屋根裏のことを屋根裏部屋という。 * 屋根裏の例 * 屋根裏の一例 * *

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  • 屋根裏(やねうら、英: atticまたはgarret)とは、屋根の裏側(下側)に当たる部分の空間のこと。小屋裏(こやうら)とも言う。 平屋建てで天井が造られている建築物の場合は、屋根と天井の間の空間が屋根裏である。 ただし屋根裏と天井裏という用語は、必ずしも同義ではない。「天井裏」はあくまで天井の裏側(上側)という意味の用語なので、多層建築の場合は別の意味となる(たとえば6階建てのマンションの3階の部屋の天井の上にも天井裏(天井裏空間)があるが、それは屋根裏ではない。その上は屋根ではないからである)。平屋建ての場合は、室内から見て「天井裏」が「屋根裏」と一致する。 なお水平の天井を張らずに小屋組みまで吹き抜けにし、上部に空間を設けたもの(ロフト等)も、一応、屋根裏の一種と分類できる。 英語では、単語でニュアンスを使い分けていて、attic は、面白い物がいろいろしまってあって、ロマンチックな郷愁を誘う場所である(出典 - 研究社『新英和大辞典』)。不用になった家具道具をしまう場所(つまり物置)であり、寝室にも使い、こぎれいな感じを含む(出典 - 大修館『ジーニアス英和辞典』)。いっぽう、garret は貧困・むさくるしさを暗示する(出典 - 研究社『新英和大辞典』)。 人が部屋として使う屋根裏のことを屋根裏部屋という。 * 屋根裏の例 * 屋根裏の一例 * 寝室として使われている屋根裏の例(アイスランド) * 大きな館の屋根裏を見学者のために活用している例(オランダ、リンブルフ州、Kasteel Hoensbroekの屋根裏) (ja)
  • 屋根裏(やねうら、英: atticまたはgarret)とは、屋根の裏側(下側)に当たる部分の空間のこと。小屋裏(こやうら)とも言う。 平屋建てで天井が造られている建築物の場合は、屋根と天井の間の空間が屋根裏である。 ただし屋根裏と天井裏という用語は、必ずしも同義ではない。「天井裏」はあくまで天井の裏側(上側)という意味の用語なので、多層建築の場合は別の意味となる(たとえば6階建てのマンションの3階の部屋の天井の上にも天井裏(天井裏空間)があるが、それは屋根裏ではない。その上は屋根ではないからである)。平屋建ての場合は、室内から見て「天井裏」が「屋根裏」と一致する。 なお水平の天井を張らずに小屋組みまで吹き抜けにし、上部に空間を設けたもの(ロフト等)も、一応、屋根裏の一種と分類できる。 英語では、単語でニュアンスを使い分けていて、attic は、面白い物がいろいろしまってあって、ロマンチックな郷愁を誘う場所である(出典 - 研究社『新英和大辞典』)。不用になった家具道具をしまう場所(つまり物置)であり、寝室にも使い、こぎれいな感じを含む(出典 - 大修館『ジーニアス英和辞典』)。いっぽう、garret は貧困・むさくるしさを暗示する(出典 - 研究社『新英和大辞典』)。 人が部屋として使う屋根裏のことを屋根裏部屋という。 * 屋根裏の例 * 屋根裏の一例 * 寝室として使われている屋根裏の例(アイスランド) * 大きな館の屋根裏を見学者のために活用している例(オランダ、リンブルフ州、Kasteel Hoensbroekの屋根裏) (ja)
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  • 屋根裏(やねうら、英: atticまたはgarret)とは、屋根の裏側(下側)に当たる部分の空間のこと。小屋裏(こやうら)とも言う。 平屋建てで天井が造られている建築物の場合は、屋根と天井の間の空間が屋根裏である。 ただし屋根裏と天井裏という用語は、必ずしも同義ではない。「天井裏」はあくまで天井の裏側(上側)という意味の用語なので、多層建築の場合は別の意味となる(たとえば6階建てのマンションの3階の部屋の天井の上にも天井裏(天井裏空間)があるが、それは屋根裏ではない。その上は屋根ではないからである)。平屋建ての場合は、室内から見て「天井裏」が「屋根裏」と一致する。 なお水平の天井を張らずに小屋組みまで吹き抜けにし、上部に空間を設けたもの(ロフト等)も、一応、屋根裏の一種と分類できる。 英語では、単語でニュアンスを使い分けていて、attic は、面白い物がいろいろしまってあって、ロマンチックな郷愁を誘う場所である(出典 - 研究社『新英和大辞典』)。不用になった家具道具をしまう場所(つまり物置)であり、寝室にも使い、こぎれいな感じを含む(出典 - 大修館『ジーニアス英和辞典』)。いっぽう、garret は貧困・むさくるしさを暗示する(出典 - 研究社『新英和大辞典』)。 人が部屋として使う屋根裏のことを屋根裏部屋という。 * 屋根裏の例 * 屋根裏の一例 * * (ja)
  • 屋根裏(やねうら、英: atticまたはgarret)とは、屋根の裏側(下側)に当たる部分の空間のこと。小屋裏(こやうら)とも言う。 平屋建てで天井が造られている建築物の場合は、屋根と天井の間の空間が屋根裏である。 ただし屋根裏と天井裏という用語は、必ずしも同義ではない。「天井裏」はあくまで天井の裏側(上側)という意味の用語なので、多層建築の場合は別の意味となる(たとえば6階建てのマンションの3階の部屋の天井の上にも天井裏(天井裏空間)があるが、それは屋根裏ではない。その上は屋根ではないからである)。平屋建ての場合は、室内から見て「天井裏」が「屋根裏」と一致する。 なお水平の天井を張らずに小屋組みまで吹き抜けにし、上部に空間を設けたもの(ロフト等)も、一応、屋根裏の一種と分類できる。 英語では、単語でニュアンスを使い分けていて、attic は、面白い物がいろいろしまってあって、ロマンチックな郷愁を誘う場所である(出典 - 研究社『新英和大辞典』)。不用になった家具道具をしまう場所(つまり物置)であり、寝室にも使い、こぎれいな感じを含む(出典 - 大修館『ジーニアス英和辞典』)。いっぽう、garret は貧困・むさくるしさを暗示する(出典 - 研究社『新英和大辞典』)。 人が部屋として使う屋根裏のことを屋根裏部屋という。 * 屋根裏の例 * 屋根裏の一例 * * (ja)
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