安楽寺(あんらくじ)は、京都市左京区鹿ケ谷御所ノ段町にある浄土宗系単立の寺院。山号は住蓮山。本尊は阿弥陀如来。鎌倉時代のはじめ、浄土宗の開祖法然の弟子である住蓮房(以下住蓮という)と安楽房(以下安楽という)が、専修念仏の道場として結んだ草庵にはじまる。7月に中風除けを祈願するカボチャ供養で有名である。通称として松虫鈴虫寺(まつむしすずむしでら)ともいわれる。