『奇譚クラブ』(きたんクラブ)は、1947年(昭和22年)11月より1975年(昭和50年)3月まで出版された、サディズム・マゾヒズム・フェティシズムなどを専門に扱った性風俗雑誌。 B5版のカストリ雑誌として出発したが、1952年5・6月合併号よりA5版にリニューアルし、以降、本格的にサディズム、マゾヒズム、フェティシズム(ふんどし、ラバーほか)、切腹などを中心に扱う雑誌となった。出版社は、、、と変わっている。1954年(昭和29年)3月と1955年(昭和30年)5月に一時発行禁止処分を受けた。1982年に「復刊」と称して創刊されたきたん社発行の『奇譚クラブ』は後続関係にはなく、まったくの別物。全国誌であり、発行部数は1万部以上、最盛期の1950年代前半には10万部(公称)を達成した。