『奇想科学の冒険―近代日本を騒がせた夢想家たち』(きそうかがくのぼうけん きんだいにほんをさわがせたむそうかたち)は、『偽史冒険世界の謎』で大衆文学研究賞を受賞した評論家、長山靖生の評伝集である。明治から昭和初期の8人の人々などが紹介されている。「近代日本が成功できた理由、失敗した理由、失敗を回避できた可能性」をこれらの人々の生き様から探ろうとしたと書かれている。2007年平凡社新書で刊行された。