天竺大将棋(てんじくだいしょうぎ)は、将棋の一種であり、二人で行うボードゲーム(盤上遊戯)の一種である。 大将棋の拡張であり、追加された駒が大大将棋・摩訶大大将棋・泰将棋のものとほとんど重複しないことから、これらとは別系統の拡張であると考えられる。 追加の駒は強力な動きのものが多く、大将棋からの弱い駒はあまり採用されていないことも合わせてスピード感重視、早期決着型の発展であると言えよう。非常に強力な駒が多く、特に圧倒的に強力な火鬼の存在のため、対局の際には読み抜けがあると大惨事になりかねない。そのためお互いに神経をすり減らすエキサイティングなゲームとなっている。 なお単に天竺将棋と呼ばれることもあるが、本将棋の変種の天竺将棋とは別物である。