狛犬(こまいぬ)は、将棋の駒の一つ。本将棋にはなく、大大将棋・摩訶大大将棋・泰将棋・大局将棋に存在する。 遺跡発掘時の出土墨書木札に、けものへんを除いた俗称の「しろいぬ」として盲虎と共に記載されており、鎌倉末期から南北朝時代にかけてより存在していたことが示唆されている。天竺大将棋より上位の将棋で初めて現れる駒としては、出現年代が飛びぬけて早い。