『大番』(おおばん)は、獅子文六の大衆小説。昭和前期の兜町を舞台に、相場師「ギューちゃん」の波乱万丈の一生を描く。 原作は1956年から1958年まで『週刊朝日』に連載された。人気作となって加東大介主演で映画化され、さらにフジテレビで連続ドラマ化されて、主人公を演じた渥美清の出世作となった。