夜尿症(やにょうしょう)とは、概ね5、6歳を過ぎても継続的に夜尿(睡眠中に無意識に布団に排尿してしまう行為)が認められる状況を指す。夜間遺尿(やかんいにょう)・遺尿症 (いにょうしょう)とも呼ばれる。5、6歳に達していない場合や、継続的でない場合は、寝小便(ねしょうべん)、いわゆるおねしょと呼ぶことが多い。 夜尿症は、身体の発達及びホルモン分泌が密接に関わる。そのため、加齢とともに自然に治癒するケースが多い。その他、遺伝との関連も指摘されている。米国や欧州では、病気の研究や、クリニックでの治療が行われている。 6歳で約10%、8歳で約8%、10歳で約5%、16歳で約2%が夜尿症に悩まされているとされる。夜尿症対策としてはおむつをはかせたり、敷布団に防水シーツを敷いて寝たり、夜尿症用布団で寝たり、思っきり捨ててもいい布団におしっこをさせる。