塩化ラジウム (223Ra)(えんかラジウム223、Radium-223 chloride、223RaCl2)は、前立腺癌の骨転移巣に対する治療薬である。商品名ゾーフィゴ。日本では2016年3月に承認された、初めての「α線を用いた癌治療薬」である。1バイアル(5.6mL)中にラジウム223(223Ra)を6,160kBq(検定時点)含有する。投与量は1回当り55kBq/kg(体重)である。 ノルウェーの製薬会社とバイエルにより開発された。