ワム80000形は、日本国有鉄道(国鉄)が1960年(昭和35年)から製造、使用した、15 t 積み二軸有蓋貨車である。 国鉄貨車の標準型として、1981年(昭和56年)までの21年間で、日本の鉄道史上最多となる26,605両が製造された。製造所は、日本車輌製造、川崎車輛/川崎重工業、汽車製造東京支店、日立製作所、輸送機工業、富士車輌、ナニワ工機、三菱重工業、協三工業、舞鶴重工業、鉄道車輛工業、若松車輛である。 かつては全国各地で見ることのできた貨車で、ワムハチの愛称で知られる。