国鉄トキ900形貨車(こくてつトキ900がたかしゃ)は、1943年(昭和18年)から1946年(昭和21年)にかけて8,209両が製造された、鉄道省(日本国有鉄道)の無蓋貨車である。 第二次世界大戦中の輸送増強策で開発され、大量生産された戦時設計の特異な3軸貨車であるが、構造の欠陥や粗悪さによって戦後は比較的早期に淘汰された。