国立国会図書館 関西館(こくりつこっかいとしょかん かんさいかん)は、京都府相楽郡精華町にある国立国会図書館。 東京都千代田区永田町に所在する国立国会図書館・東京本館の蔵書収容能力が限界に達しつつあるため、高度情報化社会に対応した「電子図書館」の機能をも盛り込み、2002年10月に京都府相楽郡精華町の関西文化学術研究都市に開館した。建築家陶器二三雄設計の建物は日本建築学会賞を受賞している。 国立国会図書館は「中央の図書館」および「支部図書館」で構成されている(国立国会図書館法第三条)。「中央の図書館」はふたつあり、ひとつは東京本館、もうひとつがこの関西館である(同法第十六条の二)。従って、関西館は東京本館の別館や分館というわけではない。