唐宋変革(とうそうへんかく)は、唐代と宋代の間に起きた大規模な変革である。それを中国史上の画期に位置づける学説を唐宋変革論という。大正時代に内藤湖南が提唱し、その後の日本の東洋史学界に大きな影響を及ぼしている。 ただし、唐宋変革の位置づけについては中世から近世への変化とする学説(京大説)と、古代から中世への変化とする学説(歴研説)とがあり、両説を巡って激しい論争が展開された(中国史時代区分論争)。