王 安石(おう あんせき、拼音: Wáng Ānshí、天禧5年11月12日(1021年12月18日) - 元祐元年4月6日(1086年5月21日))は、北宋の政治家・思想家・詩人・文学者。字は介甫。号は半山。撫州臨川県の人。新法党の領袖。神宗の政治顧問となり、制置三司条例司を設置して新法を実施し、政治改革に乗り出す。文章家としても有名で、仁宗に上奏した「万言書」は名文として称えられ、唐宋八大家の一人に数えられる。また詩人としても有名である。儒教史上、新学()の創始者であり、『周礼』『詩経』『書経』に対する注釈書『』を作り、学官に立てた。