和協信条(わきょうしんじょう、ドイツ語:Konkordienformel; ラテン語:Formula concordiae)は、宗教改革当時のルター派教会の主要信条の内で、最後に出されたものである。一致信条とも言う。 1577年に作成されて、アウクスブルク信仰告白50周年目に当たる1580年に刊行された、ルター派教理集大成『』(一致信条書)の中に他の文書と共に収められた。その時に和協信条の題名が付けられたので今日もそのように呼ばれている。と呼ばれるものの要約と、とよばれる文書とをあわせたもので、前者が梗概という見出しで、後者は根本宣言という題になっている。