『吶喊(とっかん)』は魯迅の第1創作集(短編小説集)である。 1923年8月に北京の新潮社から出版された。1926年5月の第3刷から北新書局が出版。1929年まで15短編と自序からなっていた。1930年の第13刷から魯迅の意向で最後の「不周山」がはずされた。 「吶喊」とは勢いをつける鬨の声の意味。魯迅のもっとも売れた作品集であり、藤井省三の推定では正規版だけで14年間に約10万部が売れた。