匡 章(きょう しょう、生没年不詳)は、中国戦国時代の田斉の人。匡子・章子・田章とも呼ばれる。斉において紀元前335年から紀元前295年と威王・宣王・湣王の三代の王に仕えた名将。 斉王に対して死を厭わぬ忠誠を誓った匡章は、北は燕を伐ち、南は楚を征め、西は函谷関を攻して斉のために幾度もの戦功を立てた。