恵文王(けいぶんおう)は、中国戦国時代の秦の26代君主。姓は嬴(えい)、諱は駟(し)。『秦駰玉版』によると、諱は駰(いん)。父の孝公の方針を受け継ぎ、蜀およびを征服して秦の国勢を更に高めた。在世時に秦としては初めて王号を唱えたので、王号採用以前の恵文君の称号でも呼ばれる。