北河内(きたかわち)は、令制国の河内国北部に由来する地域名称。現在の大阪府北東部(淀川左岸)にあたる。 古くから京街道や古堤街道、東高野街道が通り、大阪と京都、大阪と奈良、京都と高野山を結ぶ中継地であった。現在は国道1号・163号・168号・170号・307号がこれらの街道に相当し、大阪市北部・京都府山城地域・奈良県北和地域との交流が深く、現在も関西文化学術研究都市の一翼を担っている地域である。 大阪府域に占める北河内地域の割合は、面積で9.3%、人口で13.2%。