南河内(みなみかわち)は、令制国の河内国南部に由来する地域名称。現在の大阪府南東部にあたる。 古墳や遺跡が多く、工事の度に発掘されたりと文化的遺産が数多く点在する。富田林寺内町は近世の伝統的街並みが保存されており、大阪府内で唯一、重要伝統的建造物群保存地区として選定されている。 大阪府内の他の地域と比べ、農業の割合が高く、特徴的なのがぶどうの生産である。また、林業・木材加工業の割合も高く、爪楊枝生産の大半は河内長野市で行われている。 大阪府域に占める南河内地域の割合は、面積で15.3%、人口で6.9%。